身体が資本論

身体とお金の話がメイン。元気があれば何でも出来るを地で行きます。

完璧よりも全力で取り組めているかどうか

よりやりたいこと、大事だと思うこと、そして尊敬できる人と接しようとするとき、ためらいや後ろめたさをものすごく感じて、死にたくなるぐらい不安になるときがある。

いままで自分を裏切ったり、嘘をついたりしたことが少しずつ積み重なって、この感情を生み出している。

結果、失礼な態度を取ってしまう、裏切ってしまう、中途半端に投げ出してしまうというような結末を迎え、この周期はだいたい3から5年周期で起こる。

 

そしてやっと分かってきた。すべては「失敗したくない」「いいところを見せたい」「完璧でいたい」という思いから湧いてくるモヤモヤなのかなーと。

完璧じゃなくていいから、全力でそのことに向き合い、全力で取り組み、全力で考えられていれば、全力を出し切れれば、諦められないものは諦められないし、諦めてしまうようであればそれまでのことで諦められる。

 

おれ、冴えてるなーやるじゃん!と思っていたら、ふと同じようなことを3月のライオンで言っていたのを思い出した。あれ、この記憶の追体験なだけだったのかな。

 

「『逃げなかった』という記憶が欲しかったんだと思います。」

逃げなかった、というのは全力を出しきらず、手を抜いて「俺はまだ本気を出していないだけ」「起きられなかったんだからしょうがない」「疲れているんだから寝たほうが良い」と言い訳を作るようなことをしない。

 

逃げるのは簡単だし、一生逃げ続けることは出来るけど、それよりもやり続ける、全力を出しきるっていうのはとても大変。

これだけやったんだから大丈夫、失敗しても運が悪かっただけ、と思えるまで全力で取り組めれば、精神衛生上とても楽になる。やることをやらず、グズグズと先延ばしにしながら言い訳ばかり並べて過ごすよりよっぽど良いしそっちの方が疲れる。

 

自己欺瞞というモヤモヤを頭に抱えないために、そして逃げなかったという自信を持つために、完璧よりも全力を出しきることを目標に、日々を暮らしていく。