身体が資本論

身体とお金の話がメイン。元気があれば何でも出来るを地で行きます。

効率化云々の前にやることをやる

最近はルンバ、食洗機、全自動洗濯乾燥機など、日々の暮らしを楽にするアイテムがたくさん出てきている。

これに加えて、Amazon EchoGoogle HomeなどのスマートスピーカーにNature Remoや黒豆などスマートリモコンをつなげ、音声を使って赤外線リモコンで操作出来るデバイスを制御したり、コンセントやドアのロックも遠隔で操作出来るような仕組み(いわゆるIoT)が出てきたりと進歩が凄まじい。

ガジェットが好きなわたしにとって、それぞれをどんどん試していきたい気持ちはあるけど、そこまで食指が動くかと聞かれるとそうでもない。

どんどん効率化していくのはいいのだけど、順番が逆な気がするからだ。

普通、仕事やプライベートが忙しくて家事が上手に回らない→少々お高いけど、ルンバや食洗機を使って家事に割く時間を少なくして負担を減らそうという流れなんだけど、別に仕事やプライベートが忙しいわけではないので家事を効率化したところで余計な時間が増えてしまうだけなのだ。

時間が足りないと焦っている人には申し訳ない悩みだが、今のゆったりとした時間の流れに不満はないし、もうしばらくこのままの環境で過ごすのもありかもしれないと思っている。

……あれ?こんな結論になるとは思わなかった。

本当は、効率化するほど時間に追われているわけではないから、まずは時間に追われるくらいにはやらなければいけないことをやっていかなければという流れに持っていきたかった。

時間が余っていることなんてなくて、やらなければならないことを後回しにしているだけ。

確定申告をしなければならないし、筋トレしていい体になりたいし、車が欲しくていい家に住みたいからお金を稼がなければならないし、そのためにいい仕事をしないといけないから勉強しないといけない。英語も話せるようになりたいし、自分がかっこいい、良いと思える服やガジェット、アイテムを惜しげもなく買いたい。

ざっと思い浮かべただけでも一日じゃ終わらない数のやらなければいけないことが出てくるのに、時間が余っていてどうしようもないなんてことを考えているのは愚の骨頂だ。もうわけが分からない。

やることがないと思っているのはやらなければいけないことをほんとうにやらなければならないと思っていないか、やりたいとは思っているけどどこから手を出していいかわからないときだ。

だから、まずはやらなければならないことをひとつずつ整理してやっていく。その過程で時間が足りないから仕組みやモノで解決できることがあれば試していくというのが効率化のフェーズ。まだそこまでいけていないのに、効率化について必死に考えているのはどうみても効率的じゃない。

まずはやらなければいけないことを書き出せ。やらなきゃいけないこと、山ほどあるだろ?