布団から出る勇気
朝、布団から出るのが一番辛い。なぜ辛いかというと、
- 布団の外が寒い
- 眠いので寝たい
- 布団から出たあと、やることが決まっていない
という3つの理由が強い。
布団の外が寒い
特に冬は顕著にこの傾向が出るが、布団の中が温かく、その外が寒い(と少なくとも思っているし、実際にそう)ので、外に出たくない。 しかし、できれば暖房はつけたくないというポリシーがあるために、富豪的アプローチは通用しない。
眠いので寝たい
ついさっきまで寝ていたのだから、寝起きは誰だって眠いと、先日まで勘違いしていた。そう、眠いのは勘違いである場合も多い。 起きているときに比べ、寝てると身体を動かすことは少なくなる。長時間身体を動かしていない状態で、いきなり動こうとしても動けないだろう。 だったら、布団のなかでもいいから少しずつ身体を動かしていく。腕を上げる、足の親指と人差指を高速に動かすなど、動かし方はなんでも良い。
やることが決まっていない
これはもっと正確に言えば、「やることはあるけど、今浮かぶものだけをやるのであれば、あと2時間寝ても間に合う」だ。 最低限のこと、すなわち歯を磨いて、髪の毛を整え、顔を洗い、着替えを済ませるぐらいなら20分もあれば出来る、とタカをくくっている。 しかし実際には「洗濯が」「ゴミ出しが」「雨が降っているから自転車使えないや」と、100%絶対にやらなければいけないことではないけど、出来れば済ませておきたいことがどんどん浮かんでくる。
どれが根本なのか?
こうやって分解してみると、3番目の「やることが決まっていない」から、朝早く起きる理由がないので、布団の外は寒いし眠いので寝たいやと2時間余分に寝てしまっているのだ。
したがって、布団から出る勇気を得るためには、「布団から出たあとやることを予め決めておき、起きた瞬間にやることを認識する」ことが出来れば良いということになる。
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